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音楽、コーヒー、絵画、サーフィンと。一貫した好きなものを持つSPiCYSOL KENNYさんの定番とは。

photo_Erina Takahashi / edit&text_Marina Haga

ファッション関係者、アーティストなど、自らのスタイルを持つ人たちが、自分にとって欠かせない定番をファッションアイテムと雑貨から2つピックアップして紹介する連載「MY DOUBLE STANDARD(マイ ダブル・スタンダード)」。第34回目は、バンドSPiCYSOLのボーカルであり、現在「Netflix」で放送中のテラスハウスでもおなじみのKENNYさんが登場です。

 

1.サーフィンをきっかけに習慣となった[Hydro Flask(ハイドロフラスク)]のタンブラー / 定番暦:6年


ペットボトルやペーパーストローの推奨など、世界各地で加速する脱プラスチックの動き。沖縄で開催された「CORONA SUNSETS FESTIVAL」の出演イベントに参加した際に、いつもサーフィンをする海で環境の異変を目の当たりにしてから、KENNYさんがより意識して持ち歩くようになったのが、[ハイドロフラスク]のタンブラーだと言います。

「最初は環境のためなどではなく、6年前ぐらいにサーフィン仲間に教えてもらって使い始めたのがきっかけでした。飲み口が大きく割と大作りなので、サーフィンなどでも雑に使えるのが自分のライフスタイルにハマったんですよね。性格的にあまり知らないモノをパッと使うより、自分の信頼する知り合いから勧められて取り入れたモノの方が安心できて、結果、長く使い続けていることが多いです」

今では毎日、出かけるときはタンブラーに水やコーヒーを入れて常に持ち歩いているというKENNYさん。そんな日課に拍車をかけた「CORONA SUNSETS FESTIVAL」での体験から、バンド活動を通して環境を配慮する価値観を広めたいという思いが出てきたとのこと。現在、バンドグッズの一つとして、コラボタンブラーを製作しており、近々お披露目するとのことでした。

 

2.自分を無に戻してくれるコーヒーグッズ / 定番歴:6年

(左から)[BODUM]のケニアフレンチプレスとドリップケトル。

KENNYさんのライフワークを語るのに欠かせないのがコーヒーであり、“美味しいコーヒーを飲む”ために、豆から淹れ方、道具にこだわりを持っているとのこと。代官山の「PELLS COFFEE STAND」の店主と仲が良いこともあり、彼に教えてもらいながら家で淹れるコーヒーの味を研究していると言います。その際の主要ツールであるのが、フレンチプレスと細い注ぎ口が特徴のケトル。

「飲み物は水とコーヒーが基本。音楽作業をするときにはたいていいつも横にコーヒーがあり集中力を高めてくれるような気がします。飲むだけではなく、淹れている時間も好きで忙しい日常の中で唯一無になれる時間に思えます」


楽曲制作の他に、KENNYさんが家でコーヒーを飲みながら取り組むというのがドローイング。ミュージシャンである一方で、画を描くことは音楽をスタートする前の10代からずっと続けてきたことで、ここにもKENNYさんのバックグラウンドの要素がちりばめられていました。

「音楽に目覚める前はずっと画家になりたかったんですよね。ミュージシャンになってからも描くことは辞めずに少しづつ描き溜めてきました。音楽やこの画からも分かるように、やっぱり自分は出身地・北海道のローカルカルチャーにあった、ビーチやサーフィン、バイク、古着の影響を大きく受けていて、それが表現するもののフリーな生き方にも出ている気がします」

そんなKENNYさんが、初となる個展を「THE CORNER」で開催。画を書き始めて約20年、個展の構想は実は2年前から立てていたという渾身の内容となっているので、期間中に会場に足を運んでみては。


KENNY / SPiCYSOL ボーカル&ギター ・アーティスト
 “Surf Beat Music”を掲げ、ロックやレゲエ、R&Bなどさまざまなジャンルをミクスチャーしたサウンドで進化を続けるSPiCYSOLのボーカル&ギター。音楽活動だけでなく、ライフワークとしてイラストを描き続けている。

Kenny 1st Exhibition #kennysurf
開催日:8/24I(金)、25 (土)
時間:13:00〜20:00
場所:THE CORNER 
渋谷区神宮前5-29-1

https://www.instagram.com/kenny_spicysol/
https://www.instagram.com/kennysurf/