連載「MY DOUBLE STANDARD」
BEAMS プレス 松下圭編

使い続けているのにはワケがある。あの人の2つの定番アイテムにフォーカス。


edit&text_Marina Haga / photo_Erina Takahashi

ファッション関係者、アーティストなど、自らのスタイルを持つ人たちが、自分にとって欠かせない定番をファッションアイテムと雑貨から2つピックアップして紹介する新連載「MY DOUBLE STANDARD(マイ・ダブル・スタンダード)」。第5回目は、BEAMSのプレス・松下圭さんが登場です。

 

01. 高校時代からワードローブに必ずあった “コーチジャケット” / 定番歴:約10年

(左上から時計回りに)
[PLAYBOY(プレイボーイ)]×「Beams」のコーチジャケット「現在『Beams』で発売中の新作」
[City Lights(シティーライツ)]×「Beams」のコーチジャケット「サンフランシスコのブックストアの別注アイテム」
[PHINGERIN(フィンガリン)]のコーチジャケット「通常より襟が大きく設定されたこちらは、約5年前のもの」
[ANTI HERO(アンチ ヒーロ)]のコーチジャケット 「イーグルのロゴが胸元にプリントされ存在感抜群」
[Son of the Cheese(サノバチーズ)]のコーチジャケット「レザーで仕立てられており、高級感を演出」
[ANTI HERO(アンチ ヒーロ)]のコーチジャケット「イーグルに次いで有名なピジョンのアイコンがポイント」
[SSZ(エス エス ズィー)]のコーチジャケット「Beams バイヤーである加藤さんのブランドのもの」

ファッションに目覚めたきっかけは、高校生の時に全盛期であったストリートカルチャーだったと言う松下さん。とりわけスケーターファッションのカテゴリーに憧れを抱いており、彼らがコーチジャケットを纏う姿を見て取り入れ始めたそうです。

「雑誌などを見て、彼らのスタイルを真似し始めたのが高校生のときでした。普通のジャケットと比べてリーズナブルに手に入りますし、スケーターカルチャーの背景などが気に入り、当時から愛用していました。部活も野球部だったので、違和感無かったです(笑)」

そんな理由で高校時代から定番化したコーチジャケットでしたが、その後も飽きることなく着続け、今では20着ほど収集しているとのこと。

「着古して途中で手放してしまったものもあるのですが、ブランドや素材、カラー、グラフィックなど様々なバリエーションを揃えています。暗い色は一通り持っているので、最近はヴィヴィッドなカラーやグラフィックが面白いものなどに手を出しています。ブランドだと[ANTI HERO(アンタイ・ヒーロー)]などのスケートブランドの物が好きで、継続して買い続けています」

BEAMSバイヤーの加藤忠幸さんが手がける[SSZ(エス エス ズィー)]のサインペン付きコーチジャケット。街で憧れの人に会った時、背面のメモプリントにサインが書いてもらえるという遊び心のある仕様。

 

 

02. “髪が伸び始めたら”が被り始めるタイミングの “ジェットキャップ“/定番歴約10年


松下さんのキャップの好みは、高校時代の野球部スタイルが大きく影響しているとのこと。しかし、現在の定番は、自分なりのこだわりを持って被っていた高校時代の野球部スタイルのキャップとシルエットが真逆だと言います。

「キャップはローキャップが好みで、深めのタイプだと部活のとき被っていた時の印象が強くてファッションじゃなくなってしまうんですよね。なので、ファッションではジェットキャップが昔から好きでした。それこそ、[Supreme(シュープリーム)]のボックスロゴのジェットキャップが入り口になってしまうんですが、それに出会った高校生のときから、この形がしっくりハマり集めてきました」

本人もそう語るように普段からキャップのイメージの強い松下さんですが、キャップを被り続けるのは、また別の理由がありました。

「社会人になってから1ヶ月に1回散髪に行くようにしているのですが、髪が伸びたタイミングでキャップを被るようにしています。それにも自分の中の基準があって、だいたい切ってから3週目ぐらいに入るとセットが上手く出来なくなってしまうため、被りはじめます。刈り上げの感じなど見え方とかがしっくりこないんですよね(笑)。キャップを被ると、自ずとファッションもカジュアルにシフトしていきますね」


BEAMS プレス 松下圭
明るく元気なキャラクターで、BEAMSおなじみの名物プレス。着用しているのは、気鋭ブランド[Bow Wow(バウワウ)]によるDinosaur Jr.の4thアルバム『GREEN MIND』のジャケットがオマージュされたコーチジャケット。