写真家・石川直樹『この星の光の地図を写す』展が東京に巡回

『K2』(2015)

text_Yukihisa Takei

世界をフィールドに写真を撮り続けている写真家の石川直樹。22歳で北極点から南極点まで踏破し、23歳で7大陸最高峰の登頂に成功。その後もヒマラヤ8000m峰などの山に自ら登りながら写真を撮り続け、そのフィールドは日本、そして世界各地まで広がっています。

『この星の光の地図を写す』は、山だけでなく、人類学や民俗学の観点から独自の写真を撮り続けている石川直樹の初期の作品から、現在に至るまでの活動を未発表作品も織り交ぜて展示する石川直樹の現時点での集大成的な作品展で、2016年に茨城県の水戸芸術館に始まり、国内で巡回展を重ね、いよいよ東京・新宿の「東京オペラシティアートギャラリー」でフィナーレを迎えます。

本展では北極、南極、ヒマラヤ8000m峰といった極限の地を撮影した各シリーズ、世界各地の洞窟壁画を訪ねた『NEW DIMENSION』、そして日本列島の南北に点在する島々を探索する『ARCHIPELAGO』など、石川直樹の初期から現在に至るまでの活動を、未発表作品を織りまぜて展示。

石川直樹が関心を持ち続ける、地球上のあらゆる場所に古くから伝わる生きるための技術(=叡智)といったものまで感じ取ることのできる展示は、東京にいながらにして世界中を旅しているような感覚を味わえるものになりそうです。

「DENALI」(1998)
「POLAR」(2007)
「NEW DIMENSION」(2007)
「NEW DIMENSION」(2007)
「K2」(2015)
「ARCHIPELAGO」(2009)
「ARCHIPELAGO」(2009)
このタイミングで、SLANTより石川直樹のヒマラヤシリーズ6冊目の最新作写真集『Ama Dablam』も発売に。http://slant.jp

[開催概要]
展覧会名: 『石川直樹 この星の光の地図を写す』
会期: 2019 年1月12日(土)―3月24日(日)
会場: 東京オペラシティ アートギャラリー
開館時間: 11:00 ─ 19:00(金・土は20:00まで/最終入場は閉館の30分前まで)
休館日: 月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、2月10日(日・全館休館日)
入場料: 一般1,200(1,000) 円/大・高生800(600) 円/中学生以下無料 * 同時開催「収蔵品展065木版画の魅力」、「project N 74 大和美緒」の入場料を含みます。

石川直樹
977年東京生まれ。写真家。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。『NEW DIMENSION』(赤々舎)、『POLAR』(リトルモア)により、日本
写真協会新人賞、講談社出版文化賞を受賞。『CORONA』(青土社)によ り土門拳賞を受賞。著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の 冒険家』(集英社)ほか多数。最新刊に、エッセイ『極北へ』(毎日新聞出版)、ヒマラヤの8000m 峰に 焦点をあてた写真集シリーズの6冊目となる『AmaDablam』(SLANT)、47 都道府県の名を冠した47冊の写真集刊行プロジェクト『日本列島』シリーズ(SUPER LABO×BEAMS) など。
お問い合わせ
INFO : http://www.operacity.jp/ag/
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