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連載 「うマイ定番」Vol.0 エバーメイド 編集人 武井幸久
「銀座天龍」の餃子

edit&text_Yukihisa Takei illustration_moko

みんなの「“ときどき無性に食べたくなる”私のとっておきメシ」を紹介。
初回となる第0(ゼロ)回目は、『エバーメイド』を代表して編集長の武井による「うマイ定番」。

モンキーバナナくらい大きいのに、あっという間に8個をペロリ

「日本一の餃子消費県」を静岡(浜松)と競っている栃木県出身ということもあり、子供の頃から餃子には目がなく、味に関してもそれなりに厳しい方だと思います。料理もほとんどしない割に、なぜか餃子の焼き方だけは上手いので、家でもよく焼いて食べています。東京で働き始めてからも、小さなお店からチェーン店までチェックした結果、出した答えは「餃子はどこも“それなり”、ハマるほどウマい餃子はない」でした。

ところがそれを見事に裏切ってくれたのが「銀座天龍」の餃子。モンキーバナナほどもある大きさの餃子が8個も出てくるので、運ばれてくるたびにボリュームの多さにおののいて「今日こそ全部食えないかも…」と思うのですが、肉汁のしたたる旨味、ジューシーさが1個食べるごとに繰り返されて、最後はペロリ。ライスを付けて「餃子ライス」で頼む方が多いのですが、僕は餃子オンリーでOK。程よい満腹感がありますが、“重く”ないのも不思議です。ちなみに備え付けの醤油にラー油だけで食べるのが好きです。

超の着く有名店なので、昼どきは並ぶことも多いのですが、たまに銀座方面に用事があると、無性に食べたくなって、多少離れた銀座4丁目あたりの要件の後でも、気がつけば足は銀座一丁目方面に。なんのかんの20年近く通っている「うマイ定番」です。

 

お問い合わせ
銀座天龍の「餃子」
住所 : 東京都中央区銀座2-5-19 PUZZLE GINZA 4F
TEL : 03-3561-3543

武井幸久
1972年生まれ。編集者、クリエイティブディレクター。雑誌『EYESCREAM』やウェブマガジン『ハニカム』を経て、2018年6月に株式会社クレッセより、当ウェブサイト『EVERMADE(エバーメイド)』をスタート。