MENS BRACELET 2018
ブレスレットを着ける
7. BUNNEY (バニー)の“ダブル・アイデンティティーブレスレット”
2009年から、ロンドンを拠点にシンプルで上質なジュエリーを作り続けている[バニー]。定番である“アイデンティティーブレスレット”のチェーンを2連にすることで、“ダブル・アイデンティティー”という遊びの効いた名称で登場したのがこちら。2連なのにジャラジャラした感じは皆無で、しっかりと知的な雰囲気を漂わせるあたりがニクいところ。英国で1300年以上金銀の品質管理を行う「ゴールドスミスカンパニー」の認定を受けています。
8. TOMWOOD (トムウッド)の“チャンキー ID ブレスレット”
当記事の中では最も太いタイプである[トムウッド]のブレスレット。ところがただ太いだけでなく、一つのシークレットが。実はメインとなるスクエアな部分が“ロケット”になっていて、ここに小さな写真やメッセージなどを隠すことができるようになっています。大切な思い出や、忘れてはいけないことなどを肌身離さず持っていられるロマンチックなブレスレットは、見た目はあくまでシンプルかつソリッドなところが魅力です。
9. LE GRAMME (ル・グラム)の“ブレスレット ル 33 グラム”
フランスのアトリエでAdrien MessiéとErwan Le Louërという二人の男性デザイナーの手作業で作られている[ル・グラム]は、シンプルな中にも工業製品にはない温もりが感じられるのが特徴。ブランド名に紐づくように、ゴールドとシルバーのコレクションは7g、15g、21g、33g、41gの5種類での展開になっている点もユニークで、それぞれのブレスレットには重さ(グラム数)やバックナンバーなどが刻印されています。
TEL:03-6228-5080
https://shop.doverstreetmarket.com/jp/
INFO:エムエイティティ
INFO@THE-MATT.COM
http://www.the-matt.com
10. CODY SANDERSEON(コディ・サンダーソン)の“4ラウンドワイヤー”
アメリカのナバホ居留地で生まれ育ったコディ・サンダーソンがジュエリーのデザインを始めたのは2001年。以降、アメリカ国内だけでなく海外からも注目の存在となり、ここ日本の多くのブランドともコラボレーションを手がけてきた[コディ・サンダーソン]のジュエリーは、ストリートでも定番の存在になっています。インディアンジュエリーの系譜を現代的かつパーマネントに仕上げたデザインは、不思議と多様なスタイルにフィットします。
《編集後記》
ここ最近、人の腕元が気になって仕方ありません。というのも、自分が着ける時計はいつも雑に使えるデジタルウォッチなので「どうも年齢の割に腕元の”説得力”が足りないな」と思っていたところ、同じようにデジタルウォッチ派の人や、時計にも気を配っている人の腕元には、ブレスレットやバングルが巻かれていることに気づいたからです。高級な時計はしなくていいけど、腕元に自分らしさが欲しいならブレスレットやバングルを探せばいいじゃないか、ということで出来たのか今回の企画です。年末の大切な人へのギフトや、来年の自分への1本探しにぜひ。(武井)