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-アーティストNulbarich(ナルバリッチ)JQ編- 連載「MY DOUBLE STANDARD」

edit&text_Marina Haga / photo_Erina Takahashi

ファッション関係者、アーティストなど、自らのスタイルを持つ人たちが、自分にとって欠かせない定番をファッションアイテムと雑貨から2つピックアップして紹介する連載「MY DOUBLE STANDARD(マイ ダブル・スタンダード)」。第18回目はデビューして2年半にもかかわらず、昨年11月にポップミュージックの殿堂である武道館の舞台に立った実力派バンド、Nulbarich(ナルバリッチ)のプロデューサーとボーカルを務める、JQさんが登場です。

1、気付いたら何枚も集っていたガウン / 定番歴:約5年

(左から)イタリアのテキスタイルメーカー[Luigi Zanieri (ルイジ・ザニエリ)]社のジャガードを使用した[WACKO MARIA(ワコ マリア)]のガウン、[PENDLETON(ペンドルトン)]と[DELUXE(デラックス)]のガウン。


ソウル・ファンクやアシッド・ジャズなどのブラックミュージックをルーツとし、そこにポップスやロック的要素をミックスさせたクールなグルーヴを奏でるバンドNulbarich 。希有な音楽感が瞬く間に評価され、フェスやCMソングなどで存在感を放っていますが、昨年にはスタイリストの高橋ラムダさんのブランド[R.M GANG(アールエム ギャング)]とコラボレーションするなど、ファッションとも親和性の高い人物でもあります。そんなファッションアイコンとしても注目されているJQさんが自身の定番ウェアとして選んだのがガウン。

「展示会に行った時など、毎シーズン買ってしまっているのがガウン。サテンやウールのタイプなど素材や柄もさまざまで、特定のデザインや柄が好きなどのこだわりはないのですが、気付いたら全部で4枚ぐらいになっていました」

また羽織るだけできちんとしたスタイルにおさまる存在感のあるガウンは、一種のユーティリティウエア的立ち位置とも言えるとのこと。

「寝起きにパジャマの上に羽織ってもいいですし、どんな服装にも合うところが気に入っています。ワードローブには、よく展示会にも遊びに伺う[ワコ マリア]や[デラックス]、[アールエム ギャング]のものが多めかもしれません」

 

2、似合うと思って身に着けていない? サングラス / 定番歴:10年

こちらは自身のサングラスコレクションの一部で、最近好きなカラーレンズのもの。

JQさんの印象として定着しているアイテムの一つと言えばサングラス。そのイメージ通り、今回自身の定番アイテムとして見せてくれたのも多様な種類のサングラスコレクションでした。こちらもガウン同様に、形やカラーなどを気にせず、直感的に欲しいと思った物を集め続けているようです。

「僕は目が良いのでメガネをかける必要はないのですが、ふと『何か目元にワンポイント欲しい』と思ったことをきっかけに見に着けるようになりました。サングラスをかけているうちに、以前はためらいがあった伊達メガネも抵抗がなくなり、今ではかけています(笑)。最近は目が透けるぐらいのカラーレンズが好きで、見つけてはちょくちょく買っています」

音楽の世界観同様に、JQさんの選ぶデザインやカラーはエッジが強いものが多く、その佇まいからは強いこだわりや意思が伝わってくるもの。しかしそのオリジナリティのあるスタイルは“自分に期待しないこと”という意外な思考だからこそ装えるものだと言います。

「そもそも自分にそんなに期待をしていないので似合うと思って着ていなくて(笑)。だからこそ抵抗無く新しいアイテムや物事にトライできるのかなと思っています。似合うか似合わないかなどを気にせず、とりあえず着てみる。そうすることで新しい自分を発見できるかもしれないし、そういう未知を見つけた時に刺激を感じます。ある意味『これがこうでないとイヤ』みたいなこだわりもないので、音楽活動においても柔軟に挑戦し続けることができるのかもしれません」

2月6日(水)にリリースされるニューアルバム『Blank Envelope』。ジャケットはイラストレーターの長場雄さんが担当し、アルバムのテーマである神話を描いたもの。初回盤はRemix CDとNulbarichのライブ映像、ドキュメント映像を収めた映像ディスクがパッケージさた充実の内容となっています。

 


JQ / Nulbarichプロデューサー・ボーカル
2016年にJQをリーダーにNulbarichを結成。アシッド・ジャズとソウル・ファンクをベースに多様な要素をミックスさせたスタイルは日本を超えてアジアでも人気を博し、年々存在感を増している。2月6日(水)に前作『H.O.T』から約1年ぶりにアルバム『Blank Envelope』をリリース。また3月から4月にかけて、ニューアルバムを掲げた全国ツアー「Nulbarich ONE MAN TOUR 2019」の開催も決定し、今年も活躍から目が離せない。

「Nulbarich ONE MAN TOUR 2019」
2019年3月31日(日)宮城・仙台PIT
2019年4月7日(日)北海道・Zepp Sapporo
2019年4月10日(水)大阪・Zepp Osaka Bayside
2019年4月13日(土)広島・BLUE LIVE 広島
2019年4月17日(水)愛知・Zepp Nagoya
2019年4月19日(金)福岡・Zepp Fukuoka
2019年4月20日(土)香川・festhalle
2019年4月24日(水)・25日(木)東京・Zepp Tokyo SOLD OUT
2019年5月9日(木)東京・TOKYO DOME CITY HALL  ※追加公演

チケット金額:1Fスタンディング ¥5,000(税込) / 2F座席指定 ¥6,000(税込)
※3/31宮城、4/13広島、4/20香川公演は1Fスタンディングのみ
チケット: NOW ON SALE
追加公演チケット一般発売日:3月30日(土)
備考 *6歳以上チケット必要 / 6歳未満でお席が必要な場合はチケット必要