ワイドでカジュアルなのにドレッシー。シルエットで魅せる［スタジオ ニコルソン］のパンツ

edit&text_Marina Haga / styling_Nobuyuki Ida / photo_Erina Takahashi

ビックシルエットのトレンドがここまで顕著になる今から9年ほど前から、“シルエットで魅せる服”を提案していた［STUDIO NICHOLSON(スタジオ ニコルソン)］。しかも当時はレディースのみの展開だったため、この特徴的なシルエットはセレクトショップでも異彩を放っていました。そんな同ブランドのメンズコレクションが2017年に立ち上ったことと、時代のトレンドも相まって、今では感度の高いセレクトショップを中心に取り扱いが増えています。

中でもレディース・メンズと取り扱いがあり、ディテールや素材を変えてアップデイトをしながら作り続けている象徴的なアイテムが、本日紹介するワンタックのボリュームパンツ。上品なテーラードを、シンチパックやサイドについたハンマーループなどワークディテールを取り入れることで、コーディネイトにカジュアルさをプラスしています。オーバーサイズの枠でもひと味違う上質なシルエットは、トレンドが過ぎてもファッションとして成立してくれそうです。