David Mellor / テーブルナイフ

1975年から続くカトラリーのスタンダード

edit&text_Marina Haga / styling_Akiyoshi Morita / photo_Kengo Shimizu

日々の食卓に常備しておきたいのは料理のスタイルを選ばないスタンダードなデザインのテーブルウェア。公共の信号機やポストをデザインしたことでも知られるイギリスで最も有名なデザイナー、デビット・メラーが手がけた「Provançal Black（プロバルサン ブラック）」シリーズは、食卓の根幹を担うプレートと同様に、テーブルにささやかなアクセントをもたらしてくれることでしょう。

こちらは滑らかにカーブした曲線フォルムがナチュラルな印象のテーブルナイフ。小ぶりのハンドルが手になじみやすく、フォークやスプーンと合わせて使うとより使い心地のよさを実感できます。ゴールドのリベット打ちが施されたハンドルはクラシックな趣がありつつ、プラスチック樹脂からできているため食洗機で洗えて使い勝手も抜群。このカトラリーを使って食事をしたいという欲求が“毎日料理を作る”という習慣を後押ししてくれそうです。

ナイフの刃の部分は、とんがり過ぎないデザインなので取扱いも安全。

黒いハンドルにゴールドのリベット打ちがシック。