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カルティエ「タンク」とBEDWIN 渡辺真史さんとの関係
-あの人と定番ウォッチ Vol.2-

 

実用性と気分を満たす、“少数精鋭”のラインナップ

渡辺さんが所有する時計に共通するのは、優れたデザインと必要最小限のスペックを持ち合わせている点です。時代を問わずに選ばれた定番ウォッチはいずれも色あせない魅力を放ちます。

 

時計の保管には、衝撃にも強い[LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)]のトラベルケースを使用。

 

 

 

 

「タンク」の伝統を最も色濃く受け継ぐコレクション

[カルティエ]の「タンク ルイ カルティエ」

今現在、いくつかの派生モデルが展開している「タンク」のメンズコレクション。渡辺さんが愛用しているモデルは、見るからにクラシカルな意匠が息づく「タンク ルイ カルティエ」。「定番中の定番であると同時に、“ジュエラーが手がけた時計”であることが、僕が『タンク』に惹かれている大きな理由のひとつです」

マルタン・マルジェラが考案したデザインコード

[HERMÈS(エルメス)]の「ケープゴート」

マルタン・マルジェラが[エルメス]在籍中に発表したことで知られる傑作。デビューから30年以上近く経っていることから、メンズ・レディスともにさまざまなバリエーションが展開されています。

「この時計も『タンク ルイ カルティエ』とほぼ同じ用途で着用しています。同じ角型のケースでもケースやブレスレットのデザインが個性的だから雰囲気がかなり異なります。ちなみにこちらは自動巻き仕様のモデルです」

着る服を選ばないデザインが魅力のスマートウォッチの定番

[Apple Watch(アップルウォッチ)]の「シリーズ4」

角型時計に近い感覚で愛用しているという[アップルウォッチ]。クオリティ&パフォーマンスともに他社をはるかに凌駕する、今や誰もが知るスマートウォッチの代表格。

「使い勝手がいいので主に旅行の時に使っています。なくしても買い直せるし、デザインの面も優れていて服を選ばないので重宝します」

いまや入手困難を極めるヴィンテージ・ロレックスの定番モデル

[ROLEX(ロレックス)]の「エクスプローラー」Ref.1016(1960年代後半)

機械式時計はヴィンテージも所有。こちらの「エクスプローラー」Ref.1016は、通称“ギルトダイヤル”と呼ばれる手が込んだ作りの文字盤が特徴。コンディションの良い個体は希少で年々価格が高騰しています。

「ヴィンテージロレックスは、この他に『サブマリーナー』や『GMTマスター』を所有していましたが、今はこの1本に絞っています。ケース径36mmの小ぶりなサイズ感が魅力。[Phoenix(フェニックス)]社の『G10ストラップ』に付け替えています」

時計選びは小ぶりのサイズ感であることがマスト


最後に“モノ選びの視点”から渡辺さんが好む時計の傾向について話をうかがいました。

「基本的にこれといったデザインや年代の時計を狙っているわけでもないのですが、手首が細くて極端に大きなサイズは厳しいので、小ぶりのケースの時計を選ぶようにしています。ヴィンテージウォッチの中でもかなりレアな部類に入るので、探しても見つかる保証はないのですが[BLANCPAIN(ブランパン)]の「フィフティ ファゾムス」はいつか欲しいと思っています」

渡辺真史(Masafumi Watanabe)
「DLX」代表取締役兼ディレクター。モデルからキャリアをはじめ、ストリートブランドなどで経験を積んだ後、「DLX」を設立。2004年、自身のブランド[ベドウィン & ハートブレイカーズ]を立ち上げ、ヒット作のクロップドパンツなどがストリートに新風を起こし、大きな話題に。2017年には、東京・千駄ヶ谷に旗艦店をオープン。
お問い合わせ
ザ・ハートブレイカーズ
東京都渋谷区神宮前2-22-1 神宮前COOURT 1F
TEL:03-6447-0361
営業時間: 11:00-19:0
月曜定休
https://bedwintokyo.com/

edit&text_Tsuneyuki Tokano photo_Satoru Tada

 

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