DUX / シャープナー

創業以来100年以上、鉛筆削り一筋

edit&text_Marina Haga / styling_Akiyoshi Morita / photo_Kengo Shimizu

デジタル時代以前より、シャープペンや“消えるボールペン”にその座を奪われて、最近めっきり使わなくなってしまった鉛筆。でも、あの鉛筆独特の書き味は気持ちいいし、“削る”という行為も今となってはちょっと新鮮。

そんなアナログ作業のお供に選びたいのは、ずっしりと重厚な佇まいの［DUX（ダックス）］のシャープナー。1908年の創業以来、手法をほぼ変えずに熟練の職人が真鍮を使って手作業により生み出してきたというこの鉛筆削りは、新品でも経年変化のような味のある雰囲気を醸し出しています。また、工具のように精巧な造りの鉛筆削りには、専用のラグジュアリーな黒革ケースが付いていており、このスペシャル感も削る行為を儀式的に高めてくれそう。昔は面倒だった削る作業を、意識変化させてくれる大人のためのシャープナー。鉛筆の木の香りを楽しみながら、そんな豊かな習慣を取り入れてみては。

1（鈍め）、2（普通）、3（鋭く）と鉛筆の削り方が調節できるので、芯の太さや形状を自分好みにすることができます。

サクッと音を立てながらスムーズに削りやすく、滑らかな仕上がりに。