重さが決め手のファンクション・デザイン。真鍮を生かした［FUTAGAMI］のキッチンペーパーホルダー

edit&text_Yukihisa Takei / styling_Yuto Inagaki / photo_Kengo Shimizu

料理をする時や、ちょっとした床こぼしなどの時に重宝するキッチンペーパーですが、買ってきた状態のままでキッチン付近に置いている人も多いはず。なぜならグッドデザインかつ、実用性の面でも「これぞ」というホルダーになかなか出会えていないから。

富山県で明治30年に創業した真鍮鋳物メーカー、株式会社 二上によるブランド［FUTAGAMI］のホルダーは、ご覧の通り真鍮を生かしたグッドデザイン。ただデザインが良いだけでなく、ポイントになっているのは真鍮特有の重さ。ホルダー自体に重量（854g）があるので、手がふさがりがちな調理中でも、サッと片手でカットすることができるというわけです。

こちらは日本の標準的なキッチンペーパーがセットできる小サイズ。海外製のものが好きな人には大サイズもラインナップされています。

さらに、真鍮の芯のついたウッド部分を持ち上げるだけでペーパーの交換も簡単で、真鍮の上部を掴めば持ち運びも容易。真鍮の特性を存分に生かしたファンクション・デザインになっています。