水でなぞれば水彩画に。［ステッドラー］の「エルゴソフト アクェレル 水彩色鉛筆」

edit&text_Yukihisa Takei / styling_Akiyoshi Morita / photo_Kengo Shimizu

文具や製図用品、画材などを取り扱っているドイツの老舗文房具メーカー［ステッドラー］。日本でも文具コーナーでは人気の常連ですが、こんなプロダクトも同ブランドの定番品でした。2002年に登場した水彩色鉛筆の「エルゴソフト アクェレル」の使い方は、下の写真を見ていただければ一目瞭然、色鉛筆で描いた部分に水を加えると、ご覧の通り色鉛筆部分が滲んで水彩画のような仕上がりになるというものです。なので、色鉛筆として使うことはもちろん、水彩画風にすることも手軽にできるアートなツールとして使えます。

色鉛筆で描いた箇所を水で濡らすと滲んで水彩に。

ソフトな書き味と鮮やかな発色、そして［ステッドラー］独自のソフト表面加工と人間工学に基づく三角形状で、滑らずに手によくフィットするのも人気のポイント。本格的に水彩画は書かなくとも、手紙を出す時などにちょっと味付けで使うのも良さそうです。