松野屋 / ヘビーキャンバスツールトート

“道具の要領で使いたい、ヘビーな日本製トートバッグ”

edit&text_Marina Haga / styling_Yuto Inagaki / photo_Kengo Shimizu

町の工場や職人が作る、素朴で機能的な日用品をセレクトしている［松野屋］のオリジナルブランド［THREAD-LINE（スレッドライン）］のトートバッグは、“バッグ”というより“道具”という呼び名の方がふさわしいオーバースペックなアイテム。

トンカチや軍手などを収納する職人のバッグからインスピレーションを受けて設計されており、携帯電話や鍵などの日々の必需品を収めるユーティリティーに富んだコンパートメントが複数備え付けられています。岡山の丈夫な帆布が採用された重厚感のあるヘビーデューティーなキャンバス地は、使い込んでいくと柔らかくなり味が出てくるとのこと。このように真っ白なキャンバスを自分色に染められる点にも、親しみを感じ、汚れも傷も愛しくなってくるのです。

革小物を育てるのと同じ感覚で仕事に旅行にとガシガシ使って、長い時間をともに行軍してみてはいかがでしょうか。

口を閉じるファスナーの代わりに、頑丈な挟みナスカン」を使用。

外ポケットにはブランドのタグが付いている。