ガンダムに影響を受けたアーティストが波佐見焼で作った、アーキテクチャルなフラワーベース
波佐見焼ブランド「BARBAR」とアーティスト、Boris Tellegenが異色のコラボレーション
text_Marina Haga
アーティスト、Boris Tellegen (ボリス・テレゲン) の名前を知らない人も、このユニークなスタイルの作風を見たらピンと来る人も多いのでは? 1990年代から2000年の初めにかけて、Delta(デルタ)という名でグラフィック活動を行なっていた彼は、建築屋ロボット工学などから影響を受けた3Dレタリングスタイルで一躍有名になった人物。
そんなヨーロッパグラフィティの御大が、以前当サイトでも紹介した波佐見焼きブランド[BARBAR(バーバー)]や[HASAMI(ハサミ)]を手掛ける「有限会社マルヒロ」のデザイナー⾺場匡平さん、原宿からストリートカルチャーを発信するギャラリーCOMMONの3者がチーム組み、伝統とアートをクロスオーバーさせたプロダクトを生み出しました。
共通の友人を通して知り合った文化の異なる2人が、約2年の構想を経て作り出したのは、
「ブルー」、「ホワイト」、「トラディショナル」を軸にした摩訶不思議なプロダクト。遠目ではオブジェのようであり、近くで見ると建築のミニチュアにも思えるアイテムは、実はフラワーベースとして機能するという実用性も備えています。それというのもアーティスト本人が建築学やガンダムにインスパイアされた背景を持っているからかもしれません。
こちらのコレクションは、9月22日(土)〜24日(月)に神宮前のギャラリー、COMMONで発表予定。ギャラリー内にはマルヒロポップアップストアも登場し、新商品の販売も行われるとのこと。気になる人は下記より詳細のチェックを。
会期:2018年9月22日(土)〜 24日(月祝) 12:00〜19:00 (最終日は18:00まで)
場所:COMMON 東京都渋谷区神宮前6-12-9 1F
http://www.hasamiyaki.jp/barbar/
http://www.gallerycommon.com