マニアックに攻める「フジロック’19」観るべき注目アクト 01 初日1発目は、変態インストバンドRED HOT CHILLI PIPERSでスタート
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バグパイプを用いた変態インストバンド
RED HOT CHILLI PIPERS
7月26日 (金) 11:00〜12:00 @GREEN STAGE
今年の「フジロック’19」の第1弾の出演者発表において、そのバンド名の紛らわしさでTwitterにもトレンドインした、RED HOT CHILLI PIPERS。今年の「サマーソニック’19」に出演予定のアメリカのロックバンド、Red Hot Chili “Peppers”と限りなく名前が似ていますが、読み方は“レッド ホット チリ パイパーズ”です。
“PIPERS(笛を吹く人)”というバンド名の通り、このバンドの味となっているのがスコットランドの伝統的なバグパイプ。そこにエレキギター、ベース、ドラム、パーカッション、マーチングドラム、シンセサイザー、トロンボーンと多彩な楽器を取り入れたバンド編成で、往年ロックの名作カバーからトラッドまで縦横無尽にアレンジしています。
少々毛色は違いますが、2017年のTrombone Shorty & Orleans Avenueや2018年のHothouse Flowersなどフジロックでのこうしたミクスチャー・ロック的バンドは、予期せぬベストアクトになることもあるので注目しておきたいところ。陽気な民族音楽に、イントロのギターカッティングやスネアドラムのキレの良さも加わり、エキサイティングな演奏はフジロックのスタートにぴったり。炎天下の昼のグリーンステージで踊ったらどんなに楽しいことでしょう。