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オーラルケア先進国、ドイツ生まれの歯ブラシ専門店「メガデント」が選ぶ、口内ケアの新定番

大人のエチケットは衣類の領域だけに留まらず。ビジネスシーンをも左右する「オーラルケア」グッズのニュースタンダードとは

edit&text_Marina Haga / photo_Kiyono Hattori

健康に対する配慮も高く長寿国と言われる日本ですが、オーラルケアの意識の低さに至っては、赤信号レベル。それもそのはず、欧米では、日本でいうところの理髪店に行く感覚で定期的に検診に行くというのが歯医者との付き合い方とのことで、虫歯になってから慌てて通院をし始める日本人とは、歯の健康へ対してのそもそもの向き合い方が異なるようです。

口もとは顔の中で一番視線が集まりやすいポイントだからこそ、時間を費やしてケアするべき。今回は、東京・銀座にあるドイツ生まれの歯ブラシ専門店「Megadent(メガデント)」で男の口もとケアに適したツールのレクチャーを受けました。

 

今回取材したのは、こんな専門店

店内には症状別に対応した歯ブラシや歯磨き粉、フロスなどのデンタルグッズが所狭しと並んでいます。

ファッションブランドの旗艦店が軒を連ねる銀座のメインストリームから一歩路地を入ると、目に入ってくるのは個性豊かな専門店の数々。その銀座の中でもポップな趣きで異彩を放っているショップが、オーラルケアの先進国・ドイツからその健康法を受け継ぎ、ワンランク上のデンタルケアを日本に伝えている歯の専門店「Megadent(メガデント)」です。

店内はドイツで一年間の国家資格訓練を受けて日本人で初めて合格した、店長の酒向淳さんが一人で切り盛りしており、タイプや形の違う歯ブラシが下げ札なしで並んでいます。それゆえ、通常のドラッグストアと比べると少し高級感漂う雰囲気。しかしその品揃えは、オーラルケア先進国にも劣らないレベルのラインナップとのことで、全国のクリニックから厚い信頼を得ています。

 

—本気のオーラルケアをスタートしたいビギナーに向けて、歯のプロフェッショナルである店長の酒向さんが選ぶツールとは?—

 

1.機能派歯ブラシをスタンバイして歯磨きの質を高める


一般的に歯磨きは朝昼晩の毎食後、およそおよそ10~15分ずつが理想とされており、それを日々の習慣として定着していくことが大事。そのためには、毎日使いたくなるような自分にとって使いやすい歯ブラシを選ぶことが、モチベーション維持に不可欠です。

(左から順に)
口臭の元となるしぶとい舌の汚れには、硬めの毛のブラシがおすすめ
舌にこびりついた汚れをしっかり集められるように円形に毛が配列されたタンクリーナー。デンネット 舌ブラシ¥800+TAX
毛束が通常の歯ブラシの約20倍? 磨き心地がクセになる密集毛束
超極細の毛束を2万本収束させた新感覚の歯ブラシ。やわらかい毛束はプラークをごっそり絡み取るだけでなく、歯茎のマッサージにも最適。エンジェルマイクロブラシ ¥700+TAX
歯磨き粉なしでもOK。特殊毛によるブラッシングで、歯垢とおさらば
フッ素配合毛とプラチナ配合フラット毛を採用したことにより、歯磨き粉を付けなくとも歯面の歯垢に効果的にアプローチしてくれる歯ブラシ。デンタルプロ ブラックダイア レギュラー ¥400+TAX

 

2.30、40代の2大悩にも挙がる、ホワイトニングと口臭にホームケアでアプローチ


これまで、歯磨き粉は何気なくドラッグストアで購入したものを使っていたという人も、自身の悩み解消に特化したアイテムを取り入れるのが毎日のケアのクオリティーを高めるための近道。清潔感の有無を決める、口元に投資すべき歯磨き粉をピックアップ。

(左から)
口臭を無臭化して、口もとを徹底的にクリーニング
自分自身では臭いが分からないからこそ怖い口臭は、専用の歯磨き粉で定期的にケアを。ウインダリーミントタイプの香料により、洗浄液を使ったような磨き心地で、口内環境を清潔に整えてくれます。デンタデントクール 70g ¥900+TAX
歯科クリーニングの“ホームケア版”で歯の白さを維持
肌と同じで女性より汚れの質が強い男性の歯の着色。そのためケアにおいては男性用に作られたアイテムを選ぶのが絶対条件だったりします。歯の着色のケアに加えて、表面をなめらかにし、光沢をプラス男性用歯磨き粉。セッチマ クリスタルブライトハミガキ 95g ¥1,500+TAX

 

3.歯ブラシだけでは取り除けない汚れは、フロスで一歩先を行くケアを


海外ではオーラルケアの定番といえる立ち位置のデンタルフロス。歯ブラシでは届かない狭い歯間を清掃するだけでなく、繊維の中に汚れを取り込み、効率的にプラークを除去してくれるので、使い方を身に付ければ非常に便利。歯の間が狭い人は細めを、間があいている人は太めを選択するのがコツ。

(左から)
歯肉炎になる前にしっかりプラークコントロールを
スイスの「Gaba社(ガバ社)」製のデンタルフロス。フッ素が塗布されているため、使用後は歯間クリーニング後と同様にフッ素コーティング出来るのがメリット。Elmex デンタルフロス 50m ¥780+TAX

フロスビギナーへ。歯間が狭い人でもスイスイ挿入が可能
歯肉を傷つけない柔らかな使用感で、フロス初心者でも簡単に歯間に入れることが可能。エッジの付いたくさび状の繊維でしつこいプラークをかき取ります。ルシェロ フロス 30m ¥296+TAX

「症状が出始めたときに、はじめてオーラルケアの大切さに気付いて来店する人が多い」と店長の酒向さん。エチケットはもちろん、そのまま放置していると虫歯や歯周病、しまいには抜歯……、という結末を迎える可能性も否めないので、今から自分好みのオーラルケアツールを見つけて、習慣化してみては。

 



Megadent銀座店(メガデント)
東京都中央区銀座1-14-10 松楠ビル 1F
TEL:03-6228-6977
営業時間:10:30〜19:30 、12:00〜18:00(日祝)火土休
http://www.megadent.co.jp