-保存食品専門店「HOZON」で探す“日常食”にも使える缶詰の新定番-EVERMADE的「専門店の定番品」

全部で約150種類のラインナップ。保存食と言えども、“日常”で食べたい定番缶詰を3つ教えてもらいました。

edit&text_Marina Haga / photo_Tomohiko Tagawa

酒のつまみとしてはもちろん、ホカホカのご飯に、はたまたパスタソースの隠し味としても有能なクイックフード、缶詰。都市生活者の料理において一役買ってくれる一方で、そのルーツは“保存食”。今回紹介するのは、日本や世界からセレクトした保存食を取り扱う専門店で、清澄白河に店を構える「HOZON(ホゾン)」です。スーパーの缶詰コーナーとはまた違うオリジナリティのある缶詰や調味料がバラエティー豊富に陳列され、バイヤーの一言コメントが書かれた手作りのポップとともに楽しむことが出来ます。

今回はそのバイイングを担当する、プロダクトマネージャー菅原香子さんに日常食として食べたい定番缶詰を3つ教えてもらいました。

レジ横には佐渡の産物を保存瓶に漬け込んだ仕込み中のシロップが並んでおり、ソーダ割りやお湯割りで楽しむことが出来ます。

すべては地元佐渡島のために

今でこそ“保存食品専門店”として注目されている「HOZON」ですが、もともとは佐渡島出身のオーナーが地元活性化のために、島の食材を使ってジャムなどの製造を開始したことを発端とするプロジェクト。製造したものを島外に出荷する時に、型くずれを防ぐために瓶詰めという方法を採用し生み出したのが、現在も定番として店頭に並んでいるジャム類やシロップ類。当時からのラインナップに、“保存食品”という切り口で缶詰や調味料の独自のセレクトを加え、よりコンセプトを追求してオープンしたのが「HOZON」だと言います。

アイスやトーストのスパイスやソーダ割りにも最適な自家製ペースト。こちらも佐渡島産の素材が使われています。

 

 

—バイヤーオススメの日常食として食べたい定番缶詰—

1.東京ではかなりレア。珍缶詰を酒の肴に「ヒグマの缶詰」

(左から)ヒグマの大和煮、味噌煮 各¥1,000+TAX / 保存期間:2年

北海道の占冠村でヒグマのハンティングをする猟師が経営する「株式会社森のかりうど」の缶詰。同店のバイヤーは実際に工房へ行きその肉を見てきたとのことで、希少性も高いことから他と比べると値段も少し高めですがその味は絶品。生臭くなく、しっかりとした噛みごたえの熊肉は酒のつまみにもマッチします。

2.保存食と言わず、毎日食べたい! バイヤーが太鼓判を押す汁物缶詰

けんちん汁 ¥680+TAX、豚汁 ¥800+TAX、またぎ汁 ¥900+TAX(すべて3〜4人前) / 保存期間:3年

これを目当てに来店するお客さんも多いという昔懐かしのおふくろの味を味わえる業務用缶詰。ザバッと鍋に開けてお湯でのばすだけで簡単に美味しい汁物が完成します。お好みでうどんやそばを入れてアレンジするのもおすすめだとか。一人暮らしの子供への仕送りとして購入する親御さんが多いとのことで、ストック調味料としても有効。

 

3.お店の原点。オリジナル瓶詰め「佐渡保存」

各種¥540〜 / 保存期間:1年

ずっしりとしたごぼうをカットし、柚子と味噌で煮込んだ調味料やバルサミコ酢、ジャム類など、その時々に佐渡島で採れた素材を使って作られた「佐渡保存」シリーズ。中でもダントツ人気は、変わり種の「ゴボウトユズミソ」で、パンや焼きおにぎり、ピザソースにも相性が抜群。こちらはすべて店内奥の工房で作られており、食品添加物や着色料を使用していない点も人気の理由です。瓶詰・缶詰をオリジナルBOXに詰めてギフト対応もしています。

キャンプなどにも適しており、保存食の代表であるカタクチイワシを塩蔵したアンチョビの瓶詰めも多様な種類をセレクトしています。

忙しい毎日の食卓を簡単に仕上げてくれるユーティリティーな缶詰類と、普段の料理にアクセントを添えるオリジナルの瓶詰め。店頭のポップを吟味してトライしてみるのもよし、パッケージから入るのもよし。さまざまな食の広がりを体感できる、保存食品の新たな活用法を探しに一度足を運んでみては。


HOZON
東京都江東区三好2-13-3
TEL:03-6873-3526
営業時間:11:00〜19:00
定休日:月、火(月が祝日の場合、水が休み)
http://ho-zon.jp