「ルーヴル美術館」の200年以上の歴史で初。館内に［オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー］のブティック

edit&text_Marina Haga

「ルーヴル美術館」の8つの名作からインスピレーション

EVERMADEでも代官山のショップをピックアップしたように、1803年創業当時から続く老舗のレシピと最先端の技術を取り入れたプロダクトで知られる総合美容専門店［オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー］。自然の素材で作られた良質なプロダクトはもちろん、装飾芸術やヴィンテージの書籍からインスピレーションされたブランドの世界観は、上質を好む大人たちを虜にし日本でも広く親しまれています。

装飾的で優雅なパッケージや店頭でのカリグラフィーのサービスなど、美容というジャンルの垣根を超えアート性を秘めた同ブランドですが、先日「ルーヴル美術館」からのアプローチにより［オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー］とタッグを組みアーティな8つ香りを発表。

この依頼を受けたブランドのアーティスティックディレクター、ラムダン・トゥアミは、美術館所有の代表的な絵画作品からフレグランスを作りたいと思い、フランスの著名な調香師、8人を召集してこれらのプロダクトが生まれたと言います。

8つの香りは以下のとおり。

『ミロのヴィーナス』Vénus de Milo : マンダリン、ジャスミン、アンバー、ウッディ
『サモトラケのニケ』Victoire de Samothrace : ミルラ、ベルガモット、ジャスミン、チュベローズ
『庭園での語らい』Conversation dans un parc : ペパーミント、ベルガモット、ローズ
『かんぬき』Le Verrou : 百合の花、アップル、栗
『ニンフと蠍さそり』La Nymphe au scorpion :ムスク、 ジャスミン、ヘリオトロープ
『ヴァルパンソンの浴女』Baigneuse de Valpinçon : ネロリ、ラベンダー、パチュリ
『グランド・オダリスク』La Grande Odalisque : ムスク、ペッパー
『大工の聖ヨセフ』Saint Joseph Charpentier :ウッド、ピンクペッパー、バーベナ、スギ

そんなエクスクルーシヴな香りを体験できるショップが、現在「ルーヴル美術館」内に1月6日までの期間限定でオープン中。「ルーヴル美術館」内地下の逆ピラミッドの近くに設置されたブティックには、フレグランスだけでなく香り付きのポストカードや紙ソープなど、ここでしか手に入らないアイテムも展開されています。パリに行く予定がある方は、旅のプランに追加する価値ありです。