KAY BOJESEN stainless cutlery / カトラリー
記念切手にもなったデンマークのロングセラー
edit&text_Yukihisa Takei / styling_Akiyoshi Morita / photo_Kengo Shimizu
食器は特にそうですが、その国の文化や美的感覚は同じような用途であるはずのカトラリーにも反映されています。[カイ・ボイスン ステンレスカトラリー]は、「デンマーク美術工芸のパイオニア」とも称されるカイ・ボイスンさんというデンマーク人から生まれたブランド。銀細工師でもあったカイ・ボイスンさんは、戦時下にあった同国で、当時は珍しかったステンレス素材を用いてカトラリーをデザイン。このステンレスカトラリーが1951年にミラノの国際的コンテストで最優秀賞に選ばれ、以来50年以上の超ロングセラーとなっています。
シンプルながら遊び心も感じさせるデザインは、デンマーク王室や各国のデンマーク大使館などで使用されており、1991年にはなんとその功績を讃えた記念切手にまでなっています。1991年からは日本の新潟県燕市の大泉物産の工場がその生産を依頼され、現在ものこのシリーズは日本で生産されています。
PRODUCT&PRICE:フィッシュフォーク¥1,600+TAX、フィッシュナイフ¥1,600+TAX、ロブスターフォーク¥1,750+TAX、オイスターフォーク¥1,150+TAX
SINCE(BRAND / PRODUCT):1910年(1937年〜)
COUNTRY(CITY):デンマーク(生産は日本の新潟県燕市)
SPEC:フィッシュフォークW170mm / フィッシュナイフ W188mm / ロブスターフォーク W200mmm / オイスターフォーク W125mm
INFO:THE SHOP TOKYO
TEL:03-3217-2008
http://the-web.co.jp