記録の質感を変えると、定番は違って見える。 adidas SUPERSTARをKodakで撮る。
adidasのSUPERSTARは、なぜここまで長く履かれ続けているのか。
完成されたシルエットに加え、日常での履きやすさとタフさを兼ね備えていること。ストリートでも街でも成立するバランスの良さが、この一足をタイムレスな“定番”にしている。
本記事では、そのSUPERSTARをKodak CHARMERAで撮影することで、時代や流行に左右されず、長い時間が経っても価値や魅力が変わらない、それぞれの見え方の違いを検証した。

SUPERSTAR 82:¥18,700
正しすぎる記録の違和感
いま、プロダクトは高精細に、正確に記録される。
一方で、実際に履いたときの空気感や質感は、必ずしもそのまま写るとは限らない。
だからこそ今回は、あえて少しラフな記録方法を選んだ。

Kodakで撮るという選択
今回の撮影では、EVERMADE編集Nの最近の購入品であるKodak CHARMERAを使用している。
Kodak CHARMERAは、粒子感や光のにじみ、わずかなブレといった特徴を持つカメラだ。
その不完全さが、履いたときのリアルな雰囲気を引き出す。スタジオで整えた写真ではなく、街の中でどう見えるかにフォーカスするための選択でもある。
ディテールで見るSUPERSTAR
SUPERSTARの特徴としてまず挙げられるのが、つま先のシェルトゥ。耐久性を高めるだけでなく、視覚的なアイコンとしても機能している。
アッパーには上質なレザーを採用し、履き込むことで足に馴染んでいく。シンプルな構造ながら、経年変化も楽しめる仕様だ。
ソールはグリップ力のあるラバーアウトソール。街中の様々な路面でも安定感があり、日常使いに適している。
さらに、クッション性のあるインソールによって長時間の着用でも疲れにくい設計になっている。
装飾はスリーストライプスとヒールタブのみというミニマルな構成。だからこそ、スタイリングを選ばず、幅広いコーディネートに馴染む。
SUPERSTARという存在
SUPERSTARは、もともとバスケットボールシューズとして誕生したが、その後ストリートカルチャーの中で支持を広げてきた。
重要なのは、“どんな環境でも履ける”という点だ。
きれいに履く必要はない。アスファルトの上でも、夜の街でも、そのまま成立する強さがある。
見え方は、記録の仕方で変わる
Kodakで捉えたSUPERSTARは、少しラフで、どこか日常に近い表情になる。
履きジワ、光のムラ、ブレ。そのどれもが、実際に履いている状態に近い。
結果として、プロダクトとしてのスペックだけでなく、“使われている姿”まで含めて伝わる。

記録ではなく、記憶として残す
完璧に写すことが、必ずしも正解ではない。むしろ、少し欠けているからこそ残るものがある。
SUPERSTARは、情報として理解するプロダクトではない。 履かれ、使われ、時間を重ねることで、その価値が立ち上がる。
だからこそ、その記録もまた、時間を含んだものであるべきなのかもしれない。
SUPERSTARは、いまも変わらず、ストリートの中に存在している。



スーパースター 82/ SUPERSTAR 82
価格:¥18,700(税込)
カラー展開:Cloud White, Core Black, Brown, Black(記事撮影はCloud Whiteカラー)
サイズ展開:22.0cm〜32.0cm
問い合わせ先
アディダス コールセンター
TEL:03-6732-5461(土日祝除く、9:30~18:00)
