H.KATSUKAWA / シューズ “Nibe Leather Tirolean”

“トラッドなフォルムにファッション性を主張した、ニュークラシックなチロリアン”

edit&text_Makoto Hongo / styling_Nobuyuki Ida / photo_Kengo Shimizu

［Paraboot（パラブーツ）］の「ミカエル」や［J.M.WESTON（ジェイエムウエストン）］の「ゴルフ」、［Clarks（クラークス）］の「ワラビー」に［SANDERS（サンダース）］の「ブリットチャッカ」といったオーセンティックなチロリアンやモカシンが、スニーカーの支持率に負けず劣らず、足元のベーシックな人気を博しています。でも、そこからスタイルアップして、個性的な新定番を追い求めてもいいタイミングではとも考えます。

製靴のメッカである英国ノーザンプトンで学んだ勝川永一さんによる［H.KATSUKAWA］のモデルはアッパーに廃材となったレザーから着想を得たオリジナルの“NIBE LEATHER”を使用。国内最大の皮革生産地である姫路のタンナーで、職人さんが一枚一枚丹念に鞣した風合いは経年変化するほどに馴染んでくれます。堅牢なグッドイヤーウェルテッド製法でビブラムソール仕様。ということは、何度でも修理しながら履ける一生モノの証です。

皮革の廃材からインスピレーションを得たオリジナルのニベレザーが印象的です。

アウトソールはビブラム社製。グッドイヤー製法なので、何度でも修理可能。