［コモリ］が徹底的にこだわった［ラベンハム］とのコラボレーションモデル

edit&text_Yukihisa Takei / styling_Nobuyuki Ida / photo_Kengo Shimizu

元々は馬の体を冷やさないために作られた馬具から発祥し、英国のキルティングジャケットの名門ブランドとして知られる［ラベンハム］。現在ではカジュアルからビジネスシーンまで愛用者の多いこのブランドに、2017年AWシーズンに別注をかけたのが東京の人気ブランド［コモリ］です。

ミリタリーやワークウェアなどを好み、それを現代的にアウトプットしているデザイナー、小森啓二郎さんが［ラベンハム］に別注したのがロングコート。現在の［ラベンハム］はかつてよりも柔らかい表生地のキルティングを使うことが増えている中、［コモリ］はその逆にかなり硬い表生地にこだわり、フォルムもビッグシルエットにアレンジしています。

［ラベンハム］の中では珍しいダブルネームのタグもこのモデルのポイント。

昨年登場して人気を博したこのロングコートが、2018年AWも継続。老舗のファクトリーブランドに新しい歴史を刻もうとしています。