季節は一刻と冬に近づきつつあるけれど、ウールのコートやダウンを引っ張り出すのはまだ早い。そんな今の時季を凌ぐのに適した気の利くアウターを［Scye（サイ）］で見つけました。

オーセンティックとは裏腹に、実はハイパフォーマンス

意外にも今回ブランドから初めてのリリースだという、トレンチコートの原型であり定番、タイロッケンコート。ブランドがサンプリングをすることも多い普遍的なアイテムですが、［SCYE BASICS（サイベーシックス）］のタイロッケンコートは内側にウールのライナーが付いているのがポイントなんです。しかも、アクセントとして効いている襟部分のウールも着脱可能で、気分や用途でアレンジして着ることができます。

コットンギャバジン タイロッケンコート（36 / 38 / 40）¥150,000+TAX

またブランドの定番素材であるエジプトのコットンギャバジンは、密度がかなり高いので、“元祖タイロッケン”にはない撥水性も兼備。デザインは元ネタをキープしつつも、都会的なシルエットやスペックを取り入れた街にピッタリの1着に仕上がっています。

風留めにもなる内側に取り付けられたストラップがポイント。

問い合わせ先 マスターピースショールーム／TEL：03-5414-3531　https://scye.co.jp

edit&text_Haga Marina / styling_Nobuyuki Ida / photo_Erina Takahashi

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