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長野・蓼科で見つけた映画界の巨匠、小津安二郎監督の愛飲「ダイヤ菊」

edit&text_Marina Haga

 

酒がより味わい深くなる小津安二郎監督エピソード

先週、出張で長野の蓼科に行った際に駅の売店で見つけたのが、映画界の巨匠、小津安二郎監督の愛飲でありバロメーター、「ダイヤ菊」。高山リゾート地であるこのエリアには、宮崎駿監督や小津安二郎監督などの別荘地としても知られており、ここで数々の物語が生まれました。

本題の小津安二郎監督はというと、代表作『東京物語』を撮り終えた頃、蓼科にあった脚本家である野田高悟さんの別荘「呼荘」を訪れたことをきっかけにこの地に移住。その後の7作品すべてのシナリオがここで書かれたと言われています。

 

1本シナリオが完成するごとに100本の酒の空瓶が並んだという有名な酒豪エピソードを持つ小津監督が好んで飲んでいたというのが、こちらの「ダイヤ菊」。蓼科山を源とする清冽な伏流水と長野県で生まれた酒米の『美山錦』をはじめ、地元の農家に契約栽培をお願いしているお米を使用しておりまろやかな旨味が特徴。そして何より、¥1,800(1.8L)というコストパフォーマンスが最高で、“安くて旨い酒”として小津監督が飲み続けていた理由に納得です。

 

今回、そんなバッググラウンドに惹かれて購入してきたので、しっかり飲んでいいシナリオならぬ、良い原稿が書けるようになりたいところ……。

 

ちなみに、東京で唯一この銘柄を味わえるのが、「ニュー新橋ビル」地下にある携帯の居酒屋、「酒蔵 ダイヤ菊」とのことで、こちらも気になるスポットです。