未だ生産が追いついていないコアな人気店［ブラウンブラウン］のレザークラフト

edit&text_Marina Haga / styling_Nobuyuki Ida / photo_Erina Takahashi

東急東横線沿線の学芸大学駅の少しハズレにあるにもかかわらず、未だにアイテムの生産が追いついていないほど男女から人気が高い、インディペンデントなレザーブランド［BROWN BROWN（ブラウン ブラウン）］をご存知ですか。レザーアイテムを中心に個性的なコレクションを展開しており、裁断から染色、縫製まですべてハンドメイドで作り上げています。店頭のラインナップを見てみるとレザーグッズと言っても、日常にあるあらゆるアイテムをあえてレザーを使って作っているのが面白く、本日紹介するトイレットペーパーホルダーもそのひとつ。

トイレットペーパーを保管するためのカバーまでレザーで製作しており、アイディアが面白い。

数少ない日本のタンナーから栃木レザーのフルベジタブルタンニングレザーを採用したこちらは、キズやシミなどを個性として積極的に使用しており、生活空間に馴染みやすいのが特徴。レザーの経年変化と同様にフックの真鍮も使い込むほどに上品な輝きを放ち格好よさを演出します。ただ実用性だけを考慮して作っていないという遊び心に惹きつけられる、大人だからこそ欲しい贅沢品です。