【POPUP開催中】エバーメイドとオーディオメーカーD&Mホールディングスが考える家庭で簡単に良質な音を再現できるサウンドシステムとは
先日、こちらでも告知したように現在、表参道のセレクトショップFINNA(フィンナ)にてエバーメイドのポップアップを開催中。過去にターンテーブル特集でタッグを組んだ日本を代表するオーディオメーカー[DENON(デノン)]と[marantz(マランツ)]、オーディオファンなら避けて通れないイギリスのスピーカーブランド[Bowers&Wilkins(バウワースアンドウィルキンス) ]に協力してもらい、普段ストリーミングで音楽に触れている人たちに向けて、家で聴く音のアップデイトを提案しています。
12月5日(木)〜1月21日(火)まで開催中
小さいからってあなどるなかれな、最上級サウンドを販売します
今回、エバーメイドがPOPUPをする上でこだわったことが下記の3点。
1、いま使っている音楽のフォーマットを活かして音質をアップデイトする 2、自宅に現実的に収まるコンパクトなサイズ感 3、オーディオ越しに聞いていることを忘れる音を実現
オーディオマニアでない限り、音楽のフォーマットを変えたり、部屋に新たなスペースを作ってオーディオを導入するのはなかなか難しいですが、今回選んだアンプとスピーカー、レコードプレーヤーのオーディオセットなら、これらすべての条件をクリアしてくれるんです。
まず、今回のポップアップの要となるのが、[Marantz(マランツ)]の「MCR-612」。
小型なのに超優秀なミニコンポのナンバーワン
部屋のちょっとした空間に置きやすい小型の一体型コンポを“ミニコンポ”と言いますが、そのジャンルで異彩を放っているのが、老舗オーディオメーカーの[Marantz(マランツ)]の「MCR-612」。これが今回のポップアップの趣旨である“ストリーミング”や“Bluetooh”を可能にしてくれているのですが、本当に面白いモデルなんです。
そもそもミニコンポは、低価格で最低限の機能というアイテムが多かった中で、「MCR-612」のプロジェクトには上級機を手がけるエンジニアやパーツを投入。単品のコンポのつもりで真摯に音作りに挑み、バイアンプまで搭載されて(ステレオコンポなのに4chアンプを搭載)、「こんな機能がミニコンポに必要なの!?」というようなマニアックな機能が詰まった本格的なモデルです。
そんな、マニア好みのコンポに、ユーザー達が目をつけ販売台数が徐々に拡大。今では、30カ月市場シェア・ナンバーワンという成績を残すほど大ヒットモデルに成長しています。
もちろん、エバーメイドが今回POPUPでプッシュする理由は、そんなマニアックさだけでなく、一般ユーザーにとっても恩恵があるから。LAN上のミュージックサーバー(NAS/PC/Macなど)や、USBメモリーに保存した音源の再生も可能で、Bluetooth受信ができて、使い慣れたApple MusicやSpotify、Amazon Musicも直接対応しているので、ここが今回の企画の趣旨にマッチ。
またアンプの値段を考慮するとサイズが大きくなったり、Bluetooth機能が抜け落ちてしまうことがありますが、こちらはミニコンポなのでサイズもクリア。光デジタル入力を備えているため、テレビやパソコンとの組み合わせもいけるので、ホームシアターにも使えます。さらに、鳴らしにくいヘッドフォンもドライブできるため、デスクトップに設置し、ヘッドフォンリスニングにも使えます。
[Marantz(マランツ)]の「MCR-612」は、内部には実際8chのフルデジタルパワーアンプを搭載しており、1chにつき2つのアンプを使い、出力としては4chを駆動しています。この4ch出力を使って、ツイーターとウーファーを別々に駆動する「バイアンプ接続」ができ、この構造が音質向上に大きな効果を発揮してくれているのですが、これを実現するためにはツイーターとウーファーそれぞれに、アンプを接続できるタイプのスピーカーが必要。ここで登場するのが、オーディオマニアから支持が厚い、イギリスの老舗スピーカーメーカー[Bowers&Wilkins(バウワースアンドウィルキンス)]です。
スピーカーの背面を見てみると、スピーカーケーブルを接続する端子があり、今回のようにツイーターとウーファーを備えた2ウェイスピーカーの場合、ツイーター用に2つの端子、ウーファー用に2つの端子、合計4つの端子があればバイワイヤリング接続対応しているもので、バイアンプ駆動できます。
専門用語が少し出てきて、頭が痛くなるかもしれませんが(笑)、この機能が搭載されているだけで素人が聞いても音の広がりが格段に違い、より生々しく高音質な再生ができるようになるんです。しかも、聴き比べてちょっと違いが分かる程度ではなく、「全然違う!」と興奮するぐらいの濃密なサウンド。それはミニコンポから出ている音とは思えないぐらい違います。もちろん夜に音を絞って小音量で楽しんでも、その迫力や濃密さは変わらないので、ご安心を。
こんなアンプとスピーカーの組み合わせだけでも十分に、普段聞いているフォーマットのまま音楽を楽しむことができますが、せっかくならもっと音楽に興味を持った人にセットですすめたいのが、日本を代表するオーディオメーカー[DENON(デノン)]から、昨年10年ぶりに発売された、レコードプレーヤー。
ブラックで統一されたスタイリッシュかつミニマルな見た目から分かるように、“インテリア性”に注力した新機軸モデルですが、その性能も先代が築き上げた技術をしっかり踏襲した新モデル。レコードプレーヤーとして最も大切なことは、レコードに記録されている情報をできるだけ正確に拾い上げることとされており、そのためには一定のスピードを維持して回り続ける回転精度や、歪みを小さくすること(トラッキングエラー)、そしてトーンアームの水平/垂直感度など、いくつかの条件を揃えなければいけない中で、こちらはすべて[デノン]の設計基準となる数値をクリア。
またレコードプレーヤーではレコードを聴き終わった後に針を上げることになるのですが、こちらは自動的にアームアップする「オートリフトアップ機能」が搭載されているので、付けっ放しで出かけてしまったり、思わず寝落ちをしてしまっても心配無用。現在のニーズをしっかり押さえながらも、針を自分で落とすというアナログ的儀式は残してあり、レコード本来の姿を楽しめるように作られているんです。
セレクトした3点はそれぞれ単品でも優れていますが、組み合わせることで最上級の音質を作り出します。どんなにユニークな機能を搭載したコンポでも目玉が飛び出るほど高価だったり、部屋に置けないほど巨大ならそもそも現実的でないですが、購入しても置き場に困らないリアリティのあるサイズ感で、生のライブを聴いているような音を叶えてくれるのが、今回の3点セットのポイント。
是非、SpotifyやApple Music、CDやレコードなど自分の好みの音源をお店に持参して、他では味わえないサウンドを体感してみてください!
POPUPには他にも、単体で音楽を楽しめる[COLUMBIA(コロムビア)]の昭和の銘機の復刻、ANABAS audio「GP-N3R」が登場しています。
当時、アーティストからも人気があったモデルのため、ミッシェル・ガン・エレファントやピチカート・ファイヴ、コーネリアスとのコラボでご存知の人もいるのでは。復刻版はカートリッジが[オーディオテクニカ]の「AT-3600LA」のため音質がパワーアップしており、ACアダプターにも対応。こちらでは、ストリーミングとは違う、アナログオーディオの魅力を再確認してみてほしい次第です。
会期:12月5日(木)〜2020年1月21日(火)
会場:FINNA
東京都渋谷区神宮前5-47−11 青山学院アスタジオ 101
営業時間:11:00〜20:00 (COFFEE STAND L.O. 19:00) / 水休