溢れるアクセサリー類、スマートに収納出来ている？

機能性とルックスの良さも兼備したガジェットケース10選

スマートフォンやPCをはじめ、ポータブルなデバイスを駆使するようになった昨今。それゆえ、充電器やケーブルなどのガジェットアクセサリーは増え続ける一方となっていますが、それらすべてをまとめられるポケットやコンパートメントを備えた機能的なケースは、探してみると意外と見つからないもの。確かにアマゾンなどを調べれば候補はたくさん挙がってくるのですが、PC関連メーカーの出しているものはデザイン的にイマイチだったりもします。しかも打ち合わせ場所やカフェでは意外と露出頻度の高いのも事実。「あんまりイケてないものは持ちたくない / 見せたくない」と思いつつ、妥協して“ちょいダサ”のものや、デザインはクリアしても機能的ではないものを使っている人も多いのでは？

そこで今回は、ビジネスシーンにもマッチし、さりげなく特別感も演出してくれる“ありそうでなかった”センスの良いガジェットケースの新定番を徹底リサーチしました。

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エバーメイドが探したガジェットケースの選定条件

1、鞄から出した時の見た目が良い
2、ガジェットツール全般が収まる適度なサイズ感
3、アウトドアブランドやガジェット専業ブランド以外
4、機能美を備えたファッション感のあるデザイン
5、コンパートメントやポケットを装備している

 

こちらのアクセサリー類を実際に収納して、ケースの収納力を検証してみました

1、大人の持ち物を格上げする、才色兼備な[ポーター]のロングセラーモデル

収納実証結果：iPad mini以外すべて収納可

取引先との商談の際にサッとカバンから出しても上品な、落ち着いた印象のレザーオーガナイザー。［ポーター］らしいクラフトマンシップが光る表情豊かな見た目な一方で、メインの収納部には電子機器を入れることを想定して作られた人口スエードが採用され、ペンやカードを収納できるなどのオーガナイザー機能も完備しています。クラッチバッグ型の大きめフォルムには、今回の実証ではiPad mini以外のガジェット関連グッズを一通り収納できる容量を確保。アクティブなアーバンスタイルの心強い味方になってくれそうです。

 

2、フレキシブルに使える[ポーター] × [B印 ヨシダ]の“趣味の良い”ポーチ

収納実証結果：すべてのアクセサリーを収納可

ハード過ぎない絶妙なケミカルウォッシュショルダーバッグをガジェットケースに。あまりビジネスっぽくしたくない人は［B印YOSHIDA］のこんなプロダクトがオススメ。ジップ付きのコンパートメントが2つあり、そこにアクセサリーを仕分けして収納することができます。コンパクトに見えますが、大きさはiPad miniをまるっと入れられるサイズ感。たっぷりとマチがあるので、厚みのあるアダプターを複数入れても十分余裕がありました。

 

 

3、大容量でファンクショナブルな[ディスパッチ]の正方形型フォルム

収納実証結果：すべてのアクセサリーを収納可

ミリタリーギアをデザインエッセンスに、タフなパーツによって作られた[DSPTCH（ディスパッチ）]のケーブルケース。シーンやスタイルを選ばないミニマムな見た目に対して、珍しい正方形型のフォルムが新鮮に映えます。中は伸縮性のある14の仕切りが装備されており、その一つは外部からもアクセスできるファンクショナブルな仕様。写真のようにポケットはすべてメッシュなので中身が確認しやすく、感覚的に物を取り出したいビジネスマンに嬉しいひと工夫がされています。

 

4、必需品を効率的に納めることができる[エアー]のユーティリティーデザイン

収納実証結果：Pad mini以外すべて収納可

モダンで機能的なアイテムを得意とするサンフランシスコ発のバッグブランド[Aer（エアー）]。スタンダードなフォルムをしたこちらは、もともと旅行中のパーソナルアイテムを収納できるようにデザインされたもので、入れるアイテムを考慮した配慮のあるディテールが魅力。また、撥水加工のされたバリスティックナイロンを採用するなど耐久性でもアドバンテージがあります。iPad miniはサイズ感が合わず入らなかったものの、アクセサリー類は今回用意した物の2倍は入りそうな手応え。ガジェットツールの多い人こそ使いこなせる頼れるプロダクトです。

 

 

5、コンパクトな見た目を裏切るハイパフォーマンスな[モレスキン]のケース

収納実証結果：iPad miniとチャージャー意外すべて収納可

歴史あるノートブックの印象が先行する[モレスキン]ですが、バッグやアクセサリー類が充実しており中でもこちらは隠れた銘品とも言うべきプロダクト。滑らかな質感と知的なルックスはビジネスシーンにもなじみ、デザインプロダクト的な仕上がり。内部にはデジタルデバイスを固定するためのゴムバンドが設置され、ケースの中でゴロゴロと物が動くという悩みを解消してくれます。USBチャージャーやiPad miniは入らなかったものの、ケーブル類をすべてこのサイズ感に納められるのは満足度が高いです。

 

6、質実剛健な[ブリーフィング]のハイグレードケースでツールを保護せよ

収納実証結果：Pad mini以外すべて収納可

ラゲッジブランド[BRIEFING（ブリーフィング）]のハードケースシリーズと同様の素材によって作られた堅牢なポーチは、デリケートなガジェットアクセサリーを外部から保護するのにもってこい。こちらは今回のラインナップの中では比較的コンパクトながらも、マチがしっかりあるため厚みのあるバッテリー群もすべて納めることに成功。移動時に起こる、ガジェットがぶつかり合う衝撃を懸念するビジネスマンにおすすめです。

 

 

7、都会的でスタイリッシュな[ミノトール]のポーチ

収納実証結果： iPad mini、電子タバコ[glo]、ワイヤレスイヤホンが収納不可

当サイトでも紹介した、次世代の快適性を追求した物作りを得意とする[MINOTAUR（ミノトール）]から、デザイン性と機能性を兼ね備えたプロダクトを提案するプロダクトライン[M.U.G（エム・ユー・ジー）]のアイテムを。コーティングキャンバスとレザーのコンビネーションのラグジュアリーな見た目のこちらは、バインダーや多数のオーガナイザーポケットを内蔵した機能的なポーチですが、システムバインダーとしての機能も有します。コンパクトなボディが見た目以上のパフォーマンスを発揮してくれるこちらは、ジップの間口が180度開閉するのでスムーズな物の出し入れも実現。厚みのあるアダプター類を入れるのは難しいですが、コード類はあと2本ほど入れられそうでした。

 

 

 

8、大人の高級道具箱 [コンステラ]のブリーフケース型ツールボックス

収納実証結果： iPad mini、電子タバコ[glo]、PC充電アダプター、ワイヤレスイヤホンが収納不可

[RIMOWA（リモワ）]とも[ZERO HALLIBURTON（ゼロハリバートン）]とも表情の異なる鉄製工具箱で日本トップのシェアを誇るメーカー「東洋スチール」が手掛けるブランド[KONSTELLA（コンステラ）]。アルミとレザーがハイブリットされたボディは、堂々とした風格を演出しビジネスシーンでも一目置かれそう。マチが薄いので、上下で厚さを調整しながら収納するのがポイントですが、ビジネスマンが所持しているであろう、基本デバイスはすべて納めることができました。

 

 

9、「中田商店」の隠れた掘り出し物、[ジェーテック]のミリタリーポーチ

収納実証結果： iPad mini、ポータブルチャージャー、ワイヤレスイヤホン、ケーブル2本が収納不可

軍モノの聖地「中田商店」で、一際存在感を放っているタクティカル・ナイロンギアメーカー[J-TECH（ジェイテック）]のプロテクションギアやバッグたち。そのラインナップの中にはバッグやベストなどのアタッチメントとして装着するポーチが存在し、機能やデザイン、そしてリーズナブルな価格とどれをとっても申し分ないクオリティ。小ぶりなのでスマートフォンと電子タバコの最低限のみ持ち歩くなど、ミニマリストにフィットしそうです。

 

 

 

10、素朴な佇まいに愛着が湧いてくる。老舗文具店「銀座 伊東屋　本店」と[トガクレ]のコラボレーション

収納実証結果：すべてのアクセサリーを収納可

ビジネスシーンで気負い無く持つことができる文房具専門店「伊東屋」と「トガクレ」ダブルネームのポーチ。シンプルで洗練されていながらも、ラウンジジップでトップから底辺まで大きく開閉し、無駄無くスペースを活用できる効率的なデザイン。メインのコンパートメントには、荷物の落下を防ぐガゼット付きという点も、現代の身軽なビジネスマンには嬉しいディテール。細かい仕分けはないものの、用意したガジェットツールを余裕で収納できるストレージを備えています。

 

edit&text_Marina Haga