都心で働くビジネスマンのテイクアウトランチをリサーチ。わざわざ行きたいおかずたっぷりなお弁当
ビジネスマンにとって束の間の休憩であるランチタイム。近頃は、社内に食堂が併設されていたり、デリバリーサービスを導入している企業も増えていますが、気分転換がてらに外へお気に入りメニューを探しに行くのもいいもの。
今回は、全体のバランス感はもちろん、作り手の顔が見えて食べた後には幸福感が広がる都内のテイクアウトランチを口コミでリサーチ。連日、常連客たちが通い詰める、都内の注目弁当を5つ紹介します。
お昼にオーナーの料理ファンが殺到! 南青山の喫茶店から生まれた宇宙べんとう
パラソル(太陽傘) / 渋谷
宇宙べんとう ¥1,100+TAX
今年9月に多くのファンに惜しまれながら店を閉じた、南青山の伝説的な喫茶店「クレッセント」。普通の喫茶店ですが、オーナーの野木さんの料理の腕に惹かれファンで賑わうお店でした。喫茶店時代の店頭メニューにあった「南青山ミックス」をテイクアウトバーションにアレンジしたのが、こちらの「宇宙弁当」。写真は、そぼろと名物の揚げ餃子の弁当ですが、おかずのメニューは日替わり。移転後の現在は「クレッセント」のから「パラソル(太陽傘)」に名前を変え、渋谷の地でお弁当の販売と研究をスタート。足を運ぶ価値ありです。
問い合わせ/パラソル(太陽傘) 080-5139-4924 東京都渋谷区東4-11-4
コンビニで満足できない人へ。B級派必食の角煮丼
トンポー / 青山一丁目
お好みランチボックス(日替わり3品)¥600
赤坂の地で常連客の胃袋をがっしり掴み、行列を作っているキッチンカーが、豚角煮をメインメニューとするトンポー。ご飯の上に、ずっしりとした噛み切るタイプの角煮に、日替わりのおかず3品(この日は高菜と糸こんにゃく、たまご炒め)が豪快に乗っているお弁当です。全体的に味は濃いめ。ご飯までしっかり甘辛いタレが染み込んでいて、食べた後の満足感(罪悪感)も半端ない。中毒性が強いので、1度食べるとリピートしたくなりますよ。
問い合わせ/トンポー 03-3718-0104 東京都港区赤坂8-4-7
旬の味覚を食べたいなら具材盛りだくさんなSta.の弁当を
Sta. (エスティーエー)/ 渋谷
Sta.の日替わり弁当 ¥1,200
今年、渋谷にオープンしたばかりの隠れ家的ダイニングバー「Sta.」のお弁当。栄養士が一品一品丁寧に作っているバランスの取れた創作料理が特徴で、レモンの唐揚げや塩麹などこちらのお弁当のおかずも身体のことを考えたヒネリのあるメニューがたくさん。おかずをいろいろ楽しみながら、しっかりと栄養を摂ることができます。
問い合わせ/Sta. 03-6455-2056 東京都渋谷区円山町11-7
カレーのツウが通うオリジナルカレーの名店の味をオフィスで
LION SHARE(ライオンシェア) / 代々木
特製キーマカリーセット(Aランチ※キーマセット ¥1,250、酢卵¥150 ※大盛、刻み野菜は無料
ホフディランの小宮山雄飛さんや森山直太朗さんまで、カレーマニアが通っているのが代々木にあるインドカレー専門店「ライオンシェア」。エバーメイドがオススメする、このAセットのキモとなるのが、セットに付いてくるドライキーマ丼。ドライキーマ丼と一緒に、お好みのカレーをセットにし、ミックスしながら味わいます。ご飯は玄米、カレーは10種類以上のスパイス入りで油や塩分を極力に抑えて調理されておりヘルシー。お腹いっぱい食べても、食後に胃もたれしないのが嬉しいです。
問い合わせ/ライオンシェア 03-3320-9020 東京都渋谷区代々木3-1-7
日本人ならお米が一番。美味しいご飯が堪能できる正統派弁当
おひつ膳 田んぼ / 代々木
しゃけ弁当 ¥1,080
口コミで支持の多かった、白いご飯をメインにした定食屋「田んぼ」のしゃけ弁当。パンや麺類に浮気しても、日本人ならやっぱり白いご飯が食べたくなるもの。毎朝精米したばかりのお米で炊いたご飯は、しっかりと味があり甘みがあるのが特徴。しゃけとご飯という王道の組み合わせもバッチリで、シンプルな調理で素材を最大限に活かしています。味噌汁とセットでいかが。
問い合わせ/おひつ膳 田んぼ 代々木本店 03-3320-0727 東京都渋谷区代々木1-41-9
edit&text_Marina Haga / stylist_Yuto Inagaki / photo_Takahiro Idenoshita / model_Miyuki Arihara