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捏ねて、ひらく、食の感性。代々木上原「Konel(コーネル)」で、ひと味ちがうイタリアン体験を

粉を捏ねる音、湯気の立つカウンター、ワインの余韻。代々木上原にあるイタリアン「Konel(コーネル)」は、その名の通り“捏ねる”ことを軸にした、少し変わった食の世界を展開している。

料理はおひとり9,000円程度のおまかせコースのみ。ここで味わえるのは、代々木上原の街にひっそりと佇む空間で提供される、いわゆる「イタリアン」の枠を超えた自由なコース料理。一皿ごとに遊び心と技巧が交差し、季節の空気をまとった“小麦の魔法”がテーブルを彩る。

枠にとらわれない、“Konel式”コース体験

店名の「Konel」は、“捏ねる”という言葉に由来。パスタやパン、水餃子、おでん——コースのあちらこちらに、小麦粉を使った「捏ね」の料理が顔をのぞかせる。たとえば、夏には「とうもろこしのペペロンチーノ」や、看板メニューの「水餃子」、コンソメベースの自家製おでんなどが登場することも。小麦を使った“捏ね”の料理を中心に、和洋をまたぐジャンルレスな構成が特徴。素材の組み合わせや味わいは日によって異なり、どんな料理と出会えるかはその日のお楽しみ。毎週コース内容の一部が変わるため、訪れるたびに新鮮な驚きがあるのも魅力。何度通っても飽きのこない“変わり続ける定番”がそこにある。

会話から始まる、ワインとのいい関係

飲み物のメインはワイン。グラスでもボトルでも、好みや料理に合わせて提案してくれるのがうれしいポイント。「何が飲みたいか」よりも、「何を食べたいか」を軸に相談できるスタイルで、食とワインの相乗効果をじっくり味わえるワインの銘柄はその日ごとに異なる場合もあり、ペアリングを含めた提案も。飲み慣れていない人でも、スタッフとの会話を通じて好みを伝えれば、ぴったりの一杯に出会える仕組みになっている。

食べることの、“あたらしい愉しみ方”

“捏ねる”という一つの行為にフォーカスしながら、既成概念にとらわれない自由な発想でコースを組み立てる「Konel」素材や構成の選び方から、調理工程、盛りつけにいたるまで、一貫した独自の美学が貫かれている。日々変わるコースを楽しみに、またふらりと訪れたくなる場所。食べることの楽しさを、もう一度思い出させてくれるような体験が、ここにはある。

 

一皿ずつ、静かに期待を超えてくる。

 

 

お問い合わせ・ご予約

InstagramまたはFacebookのメッセージにて受付。
公式Instarram:@konel_uehara