“本気のバーガー”は、渋谷・神山町のこの場所に。 Chillmatic(チルマティック)で出会う、肉の奥行き。
渋谷・神山町。雑多でいて感度の高いこのエリアに、街の空気とぴたりと調和するバーガーショップがある。その名も「Chillmatic(チルマティック)」。お肉本来の旨みを軸に、フレンチの技法とNYのカルチャーを掛け合わせた、新しい“食のローカルスポット”だ。 ハンバーガーに、料理の余白を。 仕掛け人は、フレンチの技術をルーツに持つオーナーシェフ・塩田氏。カジュアルなイメージのあるバーガーに“料理としての奥行き”を持たせたのが、この店の最大の魅力だ。 看板メニューの「チルマティックバーガー」は、粗挽きのビーフパティに自家製パストラミ、自家製の粒マスタードがとろける逸品。 噛むたびに、肉とソース、バンズの一体感が口の中で完成する。 そして、もうひとつの主役が「ローストマッシュルーム モッツァレラチーズバーガー」。香ばしく焼かれたマッシュルームに、モッツァレラチーズのミルキーさ。肉のコクに、キノコの香りがそっと寄り添う。ジューシーでありながら、どこか品がある。そんな一皿。 実力派のアラカルトは、決して脇役じゃない。 スパイスやハーブを効かせた品々は、ビストロスタイルを得意とする塩田シェフの腕が光るメニュー。肉バーガーを主役に据え、その周りを固めるのは、香りとスパイスで印象づけられた存在感あるラインナップだ。そこにはポテトやピクルスといった定番も、ちょっとしたひねりが加えられている。シンプルに見えて、口に運べば「おっ」と思わせる。そんな遊び心が、バーガーの余韻をさらに豊かにしてくれる。 渋谷ローカルの新しい定番。 Chillmaticが表現しているのは、バーガーだけじゃない。空間、音楽、接客……すべてがちょうどよく“今の渋谷”を写し出す。観光でも、通いでも、ふらりでも。誰にとってもフラットな居場所になってくれる。 Chillmatic(チルマティック) 住所:東京都渋谷区神山町11-10 梅沢ビル1F OPEN:11:30-22:00(L.O.21:00) 公式Instagram:@chillmatic_tokyo
地元の記憶といまを味わう。サノ松が届ける、食の”ふたとき”
東急東横線・学芸大学駅のそばに佇む「サノ松」。昼はコース料理をぎゅっと詰め込んだ宝箱のようなお弁当、夜はおまかせコースで楽しむカジュアル割烹。ふたつの顔を持つ、小さな料理店。
つくりたての、“余韻”。 GELATO BRAVOのクラフトジェラートで味わう、本気の一口。
とろけたあとに、味だけが残る。その余韻が、もう一口を呼んでしまう。素材の持ち味をそのまま引き出すことにこだわった、クラフトジェラート。GELATO BRAVOのアイスは、甘さを抑えながらも濃厚で、香り高く、最後のひとくちまで味がほどけていく。
魔法にかかる、お菓子の時間。 HOCUS POCUSが届ける、ドーナッツのひみつ
緑に包まれた入り口で、魔法のはじまり 緑がそよぐビルの一階。東京・永田町から徒歩2分のこの場所で、扉を開ければ、そこには静かに広がる魔法の世界。ガラス越しに見える店内には、あたたかな光とお菓子の甘い香りが満ちている。
捏ねて、ひらく、食の感性。代々木上原「Konel(コーネル)」で、ひと味ちがうイタリアン体験を
粉を捏ねる音、湯気の立つカウンター、ワインの余韻。代々木上原にあるイタリアン「Konel(コーネル)」は、その名の通り“捏ねる”ことを軸にした、少し変わった食の世界を展開している。一皿ごとに遊び心と技巧が交差し、季節の空気をまとった“小麦の魔法”がテーブルを彩る。 料理はおひとり9,000円程度のおまかせコースのみ。ここで味わえるのは、代々木上原の街にひっそりと佇む空間で提供される、いわゆる「イタリアン」の枠を超えた自由なコース料理。
ワインの代わりじゃない。“NON”という選択。夜が整う、静かな一杯。
静かな夜を選ぶような気分の日がある。余計なノイズを減らして、ただ心地よい音楽と、おいしい食事に身を預けたくなるようなとき。 そんなとき、頼れるのは冷えた一杯…だけど、アルコールじゃなくていい。むしろ、“ノン”のほうが今の気分にフィットするかもしれない。